女性建築家/矢代恵のブログ
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小原流建築群と花展 - 1

神戸市東灘区にある小原流家元会館、豊雲記念館 (芸術参考館、インカの博物館)

 

3世家元小原豊雲が建築家清家清に設計を依頼した、清家清の代表作の一つ、

「閉館」前の最後のイベント「未来への扉 Reborn展」へ。

 

 

 

 

何度も前を通っては、中に入りたかったけれど入れない、

御影の風景を作っていた素晴らしい建築です。

 

慣れ親しんだ風景がこれからどうなって行くのだろうか…

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 


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*** MEG建築設計事務所 from神戸/女性建築家 矢代恵 ***  

      MEG建築設計事務所 HP 

      矢代恵のコラム  

 


 

 

 

 

建築・インテリア - -
小原流建築群と花展 - 2

小原流当代家元による花と演出  「未来への扉 Reborn展」へ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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      矢代恵のコラム  

 

 

デザイン・アート - -
六甲山荘 〜芝生ドックラン再開に向けて

 

六甲山荘は桜から新緑に、この季節、景色が日に日に変わっていきます。

 

 

暫くほったらかしでハゲハゲだった、芝生広場&ドックラン。
ようやくパートナーが手を入れだしてくれました。

 

 

初夏の芝生広場再開に向けて、只今土を掘り起こし中。

芝生の種まきの前に、エアーガンで土に空気を送り込み、フカフカの土にするのだそう。

 

 

 

お転婆サリーが走り回るので、今年はゴルフ場に使われるタフな芝生の種をまくようです。

 

 

 

 

 

 

今はボコボコ穴だらけ、

ミミズを見付け遊んだり、日向ぼっこでサリーはご機嫌。

 

 

穴掘りもお手伝い、ウサギ狩り猟犬の血が騒いでいます。

 

 

 

 

 

 

 

 


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      矢代恵のコラム  

 

 

六甲山荘だより - -
真行草 - その3

 

和室のある家が少なくなり、床(床の間)がある家はもっと少なくなっています。

 

 

 

でも、「床」が暮らしの中で身近でなくなってきているのは、やはり淋しい。

 

 

 

空間の大きさであったり、必要性であったり、暮らし方であったり、

様々なことが影響しているのですが、せめてその精神は繋いでいきたいと感じます。

 

 

 

 

床(床の間)にも真行草があります。

 

 

 真  本床といわれ、書院の床として最も格式の高いもの 床は一間以上

    角の床柱・紋縁の畳床・黒塗りの床框・書院・違い棚・長押 などで構成

 

 行  本床を崩し、または略したもの

    床柱が丸柱は行、 床脇(書院 違い棚など)が略されたものなど

 

 草  草案茶室の床の間 それに準じた和室の格式張らない床

    自然木を多く使う場合が多い 

 

    *行草は線引きが難しいところがある

 

 

 

床(床の間)は、

もともとは禅宗で仏画を鑑賞する前に三具足(花瓶、香炉、燭台)を卓子に置いた座敷飾りが、

時代と共に形を変え建築化されていったもの。

 

権力を象徴する装飾の場であったり、

客をもてなす精神性を表現する場であったり、時代時代。

 

 

 

 

「床」が無くなってきている現代でも、日本には「しつらえ」「見立て」という文化があります。

一つの空間を季節に応じて、場面に応じて変えていく。

 

お正月やお節句、お友達が来られるとき、ご自身にゆとりを持たせたいとき。

玄関やリビングの一角に「床」をしつらえる。

 

 

 

低い家具や板を置いて、花や軸を飾ると「置床」に

 

 

 

この場所を「床」と見立て、軸を掛ければ「壁床」に

武者小路千家 行舟亭 壁床

 

 

 

家具を動かしてしつらえを変え、花を生け絵や軸を飾って「床」をつくってみると、

草の草の「床」でも、視線や雰囲気もかわり、いつもとは違った小さな非日常、

気持ちの変化を感じられます。

 

 

暮らしに生かしていきたい、真行草 です。

 

 

 

 

 

 

 

      真行草 - その1

 

      真行草 - その

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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*** MEG建築設計事務所 from神戸/女性建築家 矢代恵 ***  

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暮らしの視点 - -
真行草 - その2

 

あるセミナーでお伺いしたことがあります。

 

 

「真行草という言葉で何を思い浮かべられますか?」

 

 

  「お辞儀」

 

 

他の皆様も同様、

礼法のお辞儀を一番先に思い浮かべられました。

 

 

 

ちなみに学校でも同様の質問をすると、全員答えます。

 

  「何それ? そんなの聞いたことが無い〜! 」

 

20歳前後の学生は、残念ながら言葉さえも知らないのが実情です。

 

 

 

 

もともと「書」の楷書・行書・草書からきている真行草。

中国の漢字から形を変え、日本独自の発展をしたひらがな、カタカナ。

 

書の師曰く、ひらがなは草書を崩し、カタカナは楷書を略してきたので、

ひらがなは連綿ができても、カタカナは出来ないのだそう。

 

 

 

書で発展した形態・習得する過程での稽古・その精神の三つを大切に、

日本の伝統芸能として

空間  … 茶室・伝統的和室・庭・絵画など

寄合  … 花・茶・連歌など

舞台  … 能・狂言など

 

それぞれの分野で解釈肉付けをされ、真行草が今にいきづいています。

 

 

 

書院の茶室が真、草案茶室が草と大きく分けられていますが、

はっきりと分類できない茶室も数多く、一筋縄ではいかない面白さ奥深さがあります。

 

 

 

草案茶室の中で取り上げられることの多い「天井真行草」を少しご紹介。

 

 表千家不審菴 床と火灯口

 表千家不審菴 客座から点前座を見る

 

 

 

 

表千家不審菴の天井は、

床を背にしたお正客の座る位置の平天井が真

亭主の座る手前座の落天井が草(同じ平天井だが一段下がって格を下げている)

お詰めが座るであろう位置の掛込天井が行

 

 

三畳台目の草の茶室、この小さな空間の中にも3つの天井の形、

天井の真行草がある。

 

亭主の心と一服の茶。

花や軸、道具、それらの取り合わせは数知れず、

空間とも共鳴して、おもてなしの一時をつくる。

 

 

お茶室に訪れられたとき、

天井を見上げてみて下さい。

真行草を見つけられるかもしれません。

 

 

 

      真行草 - その1

 

      真行草 - その3

 

 

 

 

 


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暮らしの視点 - -
六甲山荘〜桜だより

 

今年は桜が咲くのが早くて、芦屋川や夙川、住吉川の桜ももう散ってしまいました。

 

 

六甲山頂は下界より-6℃。

いつもは4月末が満開だけれど、今年はやっぱり早い。

 

週中と週末、1週間に2回下界〜山頂へ。

 

車を走らせると、季節が逆戻りしていくように、

桜の木に花が蘇ってくるような、ちょっと不思議で楽しい。

 

 

 

 

六甲山荘の桜は、ただいま満開🌸

 

 

桜大好きの私は、何度も桜を楽しめるこの季節足取りも軽くなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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六甲山荘だより - -
真行草 - その1

 

今更ながらですが、「仮名と細字」のお稽古に通っています。

 

 

子ども時代丸文字が流行り、それ以来、達筆からはほど遠い丸文字。

設計はパソコンになり、仕事ではさほど丸文字でも問題はないのだけれど、

さすがにお礼状はパソコンで書くことは出来ないし、丸文字では格好が悪い。

 

 

あちらこちらで記名する時、授業で板書をする時、一筆したためるとき、

さらりと大人の字を書けないのは大きなコンプレックス。

字は一生ついて回る。

 

 

 

師と出会うのは、巡り会いのようなもので、

それを引き寄せる力には恵まれていて、いつも魅力的な師に出会わせて頂いています。

 

 

 

 

毛筆を持つのは小学校以来でしょうか。

半年経ってようやく少し筆運びの感覚が変わってきました。

 

 

「印」は随分前にパースの宮後浩先生からプレゼントして頂いたもの。

私の名前「恵」を金文字で彫って下さいました。

時を経て、ようやく日の目を見ることができました。

 

 

 

真行草

 

日本文化の中でとても大切にしていきたいこと。

暮らしの中に、空間の中に様々あるのだけれど、

知らないでいるあるいは意識しないでいる人も多い。

 

 

もともと真行草は書から

 

  真   楷書    最も格式の高く整った態

  行   行書    真と草の中間で真を略した態 

  草   草書    真と対極の最も破格の態

 

  

 

私が大切にしている真行草について、少し続けて書いてみたいと思います。

 

続きはまた…

 

 

 

     真行草 - その2

 

     真行草 - その3

 

 

 

 

 


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暮らしの視点 - -
贈る言葉

 

3月は旅立ちと新しい出発の季節。

 

非常勤講師をしている学校の学生たちも、卒業そして社会人への一歩を歩み始めました。

今までいったい何人の卒業生を見送ってきたのだろう。

 

 

建築デザインと教育の2足のわらじ。

 

長年続けてきているのは、学生たちの成長を間近で感じらる喜びであり、

考え感じていることを伝えることで、私自身も教えられることが多いから…

 

 

        〜 鏡のようなもの 〜

 

 

 

謝恩パーティで頂いた、可愛い花束と写真付きメッセージ。

何年か経った後、その成長がまた楽しみ。

 

 

 

私が卒業したとき、大学の恩師や大学院生から寄せ書きをした色紙を頂いた。

 

その中で、一番印象に残っている恩師の言葉。

 

 

 

           「知を力に」

 

 

 

今でもずっと大切に、

何か立ち止まることがある度に、自分に言い聞かせ、歩いてきている。

 

 

 

 

 「知」とは、

 

 単に学問としての知識や技術だけでは無く、

 自ら考え可能性を見いだし切り開いていくことだったり、

 人としての振る舞いが美しいことであったり、

 人として品をもって生きることであったり、

 

 それを 「力」、 

 プラスのエネルギーに変えていくことだと思っています。

 

 

 

 

この大切にしてきている言葉を、彼女たちに贈りたい。

 

 

 

           「知を力に」

 

 

            そして

 

 

          「美しく生きる」

 

 

 

 

社会に出ると、守られていた立場から、自分で作り上げていく立場になる。

 

これからが、始まり。

 

 

 

 

 

 

 


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黄金色の日

 

11月の銀杏が黄金色に輝く日、お寺本堂での会がありました。

 

友人二人による折形ミニレッスンと料理でのおもてなし。

 

 

 

本堂の欄間の文様から決められた当日のテーマ「円」「輪」


テーマの奥に、一つ一つ物語をつくり想いを積み上げられ、

みなさまの心に沢山のおみやげを持って帰って頂きたいという想い。

 

 

ものをつくること、もてなしの心 どの世界でも同じです。

 

 

 

本堂という非日常の空間で豊かな時間です。

 

 

 

会の最後にお聞かせ頂いたご住職の法話も、勉強になることがいっぱい。

 


通常「そうごん」と読む 「荘厳」 は仏教用語では「しょうごん」と読み、

仏などの徳を装飾品などで表す意味があり飾る意味も持つこと。

 

しかし、装飾としてのデコレーションとは意味が違い、

お道具があるべきところにきちんとあるそのことの大切さとその意味。

 

床飾りの本質についてや、東本願寺と西本願寺のお飾りの違いなどなど。
 

 

 

 

銀杏を踏みしめる音を楽しみながらの帰り道、頂いた様々を温めて12月。

 

 

 

 

 

 


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暮らしの視点 - -
石見銀山への旅

 

11月第1週目週末は集中講義で広島の大学へ。

 

 

6時間連続の集中講義はほとんど体力勝負! ですが、

その後のプチ旅行を楽しみに乗り切っています。

 

友人との恒例プチ旅行、今年はレンタカーを借りて世界遺産「石見銀山」へ。

 

 


残念ながら写真では上手く撮れなかったのですが、

山道を竹杖をお伴に登り、長靴に履き替えライト付きヘルメットで進む

石見銀山最大の坑道跡「大久保間歩」はかなりのスケール&迫力でした。

 

 

 

この大久保間歩ツアーは、コウモリが冬眠するので12月〜3月まではお休みらしい。
すでに、気の早いコウモリが目の前👀にぶら下がっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

石州瓦の伝統的街並み、仁摩サンドミュージアム、泉質日本一の温泉と美味しい料理などなど。

 

快晴の秋、心地よい一時…  エネルギー一杯

 

 

 


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