女性建築家/矢代恵のブログ
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ブログを引っ越しました

 

長らく書いてきましたこちらJUGEMのブログから、

 

MEG建築設計事務所のホームページサイト内へのブログへと引っ越しをいたしました。

 

 

今後は こちら ☆☆☆ をご覧頂ければ幸いでございます。

 

なお、JUGEMの過去のブログも移行しており、

JUGEMのブログは、2019年5月末にて終了させて頂きます。

 

 

 

今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

 

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*** MEG建築設計事務所 from神戸/女性建築家 矢代恵 ***  

      MEG建築設計事務所 HP 

 

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お祝いの形

「黄綬褒章」を受章された先輩建築家のお祝い会に向けて、席札制作。

 

 

 

主役の女性建築家も、ご来賓の方々も、ほとんどが建築関連のみなさま。

 

せっかくなので、ホテルの一般的な席札では無く、

少し遊び心を織り交ぜ、お祝いらしい形を考えてみました。

 

 

 

春らしいパステル色の家形に折形の蝶が舞い降りる。

お渡しする色席札は桜の花びらの形、同じ色の家形がお席に導いてくれるメッセージ。

 

 

 

折形は武家の礼法の一つとして発展し、その伝統を今に伝えるもの。

 

この蝶は「女の祝い」という胡麻塩包みの折形を、蝶にアレンジして和紙と水引で作ったものです。

 

 

 

 

蝶は「幸せを運ぶ」ものとして、吉祥文様にもなっていて、

特に黄い蝶を見ると「夢が叶う」とも言われています。

 

 

 

それぞれの家々に、幸せを運ぶ「祝いの蝶」が舞い降りますように…

そんな想いを込めてみました。

 

 

 

     伝統を今に生かす ‘お祝いの形’

 

 

 

 

 

 


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*** MEG建築設計事務所 from神戸/女性建築家 矢代恵 ***  

      MEG建築設計事務所 HP 

      矢代恵のコラム  

 

 

 

デザイン・アート - -
瀬戸内建築への旅

瀬戸内建築見学へ行ってきました。

兵庫県建築士会で見学会を企画しての、27名の日帰りバスツアーです。

 

淡路島は良く行くのですが、一足遠い四国は随分久しぶりです。

 

今回行った香川県、おうどんのイメージが強いのですが、建築の見所が多いのです。

 

見学企画段階で色々調べていると、あちらこちら行ってみたいところが多く、

バススケジュールを組むのに、時間のやりくりがなかなか大変。

 

 

考えた末、今回は瀬戸内海に面する建築を中心に3カ所、

香川県立東山魁夷せとうち美術館、香川県立瀬戸内海民族資料館、ジョージ・ナカシマ記念館に。

 

 

 

神戸から片道3時間半かけて、最初に行ったのは

香川県立東山魁夷せとうち美術館 / 谷口吉生設計

 

 

 

 

 

東山魁夷の作品は私のとても好きなもの。

日本画、リトグラフ、スケッチなど、引きこまれていくものばかりです。

 

建築はコンパクトですが、谷口さん曰く集大成のような潔い建物。

視線のコントロールと物語性があり、場所にいきづき、作品と呼応していました。

 

 

次ぎに、

香川県立瀬戸内海民族資料館 / 香川県建築課 山本忠司 設計

 

 

 道順はお遍路さんのような道しるべ

 

 

 

 

瀬戸内海国立公園を見下ろす山上に位置し、自然地形を活かし、

外壁は建築工事の際に出た石を積み上げるように貼りつけられている。

 

「海賊の城」のイメージで設計をされた建築は、1973年当時としては珍しく、 

中庭を囲むように大小の展示室が敷地の高低差を生かしながら、配置されている。

 

展示ブースから次のブースへ、内と外を行き来し、自然を取り込みながら回遊する。

 

48年経った今も、力強さと繊細さを感じさせてくれる。

「雨漏りがどこからなのか解らない」と館長さん。

予算とのにらみ合いで、良い建築を維持するご苦労はどこも同じです。

 

 

最後は、ジョージ・ナカシマ記念館に。

 

建築家から木工家具作家で木工家になったジョージ・ナカシマのもの作りの軌跡を、

館長さんの説明を伺いながら、作品を鑑賞。

2階の展示はオリジナルなので見るだけでしたが、1階にある家具には実際に座ることができました。

 

本ではよく見ていますが、実際に座ったのは実は初めて。

 

木の座面はやはり硬いイメージがありますが、背もたれカーブの体を包み込むフィーリングは、

やはり座らないと解らない。

椅子は人に一番近い家具、と言われる意味を深く感じます。

 

1脚30万円以上から それでも欲しくなる座り心地です。 

 

 

ランチはセルフうどん。

見学時間はもっと欲しかったのですが、地元感も味わい、充実した見学会でした。

 

 

 


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      矢代恵のコラム  

 

 

 

建築・インテリア - -
子どもたちの未来を育む 〜すまいまちづくり育成塾〜

 

2010年から始めた子どもたちへの建築出前授業〜すまいまちづくり育成塾〜

 

今年は淡路島の洲本市立由良小学校で開催しました。

 

 

 

5年生6年生計31名の子どもたちに、建築家10名。

6〜7名を1班にテーブルに別れ、建築家が1〜2名担当します。

 

 

 

宿題を片手に、

段ボールでできた立方体と敷地模型を利用して自分の欲しいスペースをイメージし、

お友達と話し合いながら、

まわりの環境も考え協力しながら「村」をつくっていきます。

 

 

自分とお友達、どうしたら楽しく過ごせるだろう?

 

 

 

敷地に置くと色々見え方や使い方も変わるよ!

 

 

 

アスレチックなら、滑り台やロープで繋いだり、ボルダリングがあったり

 

 

 

午後からはオープンスクール 大人もいっぱい

 

 

 

それぞれの村の名前、みんなで一緒にする楽しいことも発表

 

 

 

5つの村を1つにつなげると、ほら、大きな街になる!

 

 

 

今年は初めてランチタイムを挟んでの授業、

午後からはオープンスクールで、沢山の父兄の方もお越し頂き、

普段の授業とは違う、子ども達の眼差しや話し合い作っていく姿。

 

 

 

私たちが、建築出前授業を行っている意味と意義を、感じて頂けでしょうか。

 

 

 

 

淡路島で開催するのは4校目、

地元のケーブルテレビが毎回取材しその日の夕方に放映されます。

 

 

 

 カメラに向かって手を振り、 

 

 大きな声で  “すもとかわらばん、始まるよ〜” 

 

 子ども達、慣れたものです。

 

 

 

 

過去の洲本第二小学校授業風景 U-TUBE は→ ☆☆☆

 

すまいまちづくり育成塾は

(公社)日本建築家協会兵庫地域会が無償で行っている公益社会活動です。詳しくは→ ☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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セミナー・イベント - -
大切なもの

 

7月に六甲山荘に迎えた保護犬、ランと名前をつけました。

あれから5ヶ月が経ち、先住犬サリーとも随分仲良くなってきました。

 

私にとって、愛しい大切なもの。

 

 

右 ラン(8歳) 左 サリー(4歳)

 

 

 

先代ビーグル犬ラムの名前は,

アニメ「うる星やつら」の主人公のラムちゃんから頂いたもの。

 

 

実は我が家のワンコ、みんなアニメから名付けていて、

ラム、サリー、ラン、共通なのはみんな空を飛べること。

 

 

天真爛漫に元気で飛び回って欲しいという想いからです。

 

 

 

とは言え、なかなか思うようにはいかないこともあります。

 

 

先代ラムは重度のテンカンでしたが、ランは頸椎椎間板ヘルニアに。

人間同様、ワンコも突然病気になってしまいます。

 

 

 

痛み止めを飲ませながら、首を固定するためネックホルダーを装着。

 

 

 

 

根本的に直すには手術しかないのですが、リスクが伴います。

今は痛みを緩和しながらQOLを上げ、上手く病気と付き合っていく方法を模索中。

 

 

 

人もワンコも、心も体も慈しみながら、

一日一日を大切に過ごして行きたいと改めて思う今日この頃…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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ビーグル犬との暮らし - -
積み重ねるということ

 

先日、恩師の書業50年を記念する個展にお伺いしてきました。

 

 

 

人生で初めての、そして最後の個展 とのこと。

 

 

 

書のお稽古を始めて1年半、初心者の私は正直 ‘書’のことはまだよく分からないのだけれど、

創られた作品から発せられるメッセージやエネルギー、

会場の雰囲気や構成、関わる人々のエネルギーは、

ある意味激しい強さを感じられるもの。

 

 

 

心と体ににビンビン響く感じがする。

 

 

 

 

ご自身が若い悩み多い頃の作品から、賞をとられた作品の数々。

和紙や絹に書かれた大作から、小品、着物や帯に書かれたものなど50点程、表現も様々です。

 


心象


左-無心  右-紅葉

左-    右-寿無涯

 

 

 

よく、書の余白や空間についてお話されることがあり、

空間を考えつくるる過程と同じで、

ものを創るということには、全てに通じることがあるのだと感じています。

 

 

 

 頂いた作品集に書かれていた言葉

 

   書は文字という形があり、その形をどのように書くか考える。

   墨象は筆が走り、心が走ることによって形が生まれ形象が生まれる。

   創り出していこうという意識が大切である。

 

   道なき道を切り開いていくのが前衛の宿命である。

 

   自由な発想とエネルギー

   思いをを込めた造形芸術であり、また空間芸術である。

  

 

 

50年を積み重ねられ、

前衛書家として、人々の育成、書の発展にと益々エネルギッシュに活動される。

 

 

 

強いエネルギーをまとって、背筋が伸びる思いで会場を後にしました。

 

 

私も頑張らねば…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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デザイン・アート - -
山麓のチャペル


非常勤講師をしている2大学はどちらも山の麓にあり、

緑に囲まれたキャンパスの中に校舎が点在、その中にチャペルがあります。

 

 

 

神戸松蔭女子学院大学チャペル

 

 

 

広島女学院大学チャペル

 

 

 

一年を通して様々な礼拝が行われ、

クリスマスの時期になると、教会まわりの木はイルミネーションでお化粧。

一般に公開された礼拝やイベントが行われます。

 

 

 

私はクリスチャンではありませんが、

小学生の頃、毎週日曜日には教会での礼拝と日曜学校に通っていたせいでしょうか、

教会の少し薄暗い雰囲気や音の響きがとても好きで落ち着きます。

 

 

 

 

 

 

11月の終わりにはイルミネーションの点灯式、

一年の早さに驚かされてしまいます。

 

 

 

 

 

 


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      矢代恵のコラム  

 

 

 

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石州瓦の表情

後期集中講義で広島女学院大学へ。

 

 

今回は途中に谷尻誠氏の講演をはさんでいたものの、

9時半〜20時の長丁場。

 

ほとんど体力勝負、声は良くとおるのですが終盤はさすがにマイクを使って…

 

 

 

 

ハードなプログラムを1日終えたたあとは、毎年恒例の友人との建築見学旅行です。

この楽しみがあるので、出張して講義が続けられているのですね。

 

 

レンタカーを借りで一足伸ばし、前から行きたかった島根県芸術文化センター「グラントワ」へ。

石州瓦を屋根だけで無く壁面全体にも使った美術館と劇場の複合施設です。

 

 

スケールの大きな建物ですが、中庭を囲んで分割されたボリューム、

素材や色彩の構成の効果で街並みに溶け込んだプロポーションと雰囲気。

 

 

 

 

写真で見ていたのは、中庭に水が張られているものでしたが、

 

 

 

行った日は地酒のイベントがあり、沢山の人で賑わいスペインの広場のよう。

 

 

 

 

 

翌朝、人の居ない中庭にもう一度訪れると、

前日とは打って変わって、静寂な空気が漂っていました。

 

 

 

 

 

 

垂直に立ち上がる独特な艶のある石州瓦は屋根とは違った表情で、

受ける光を反射して、刻々とその表情を変えていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

建築は時間によって表情を変えていく、生き物のようなものです。

 

 

 

 

 

 

来年は、出雲大社にご挨拶に伺ったあと

島根建築ツアーは続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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建築・インテリア - -
「豊かな暮らし」とは何か

 

いつも考えていること、考え続けていること。

 

「豊かな暮らし」とは何か…?

 

 

空間をつくるという仕事でも、自分が暮らす日々でも、それは変わらない。

 

 

「豊かさ」とは、人それぞれ感じ方や考え方は違うのだけれど、

その人なりの豊かさをもっと引き出し、日々の暮らしをステージアップする。

 

 

 

知らなかったことを知る、今までに感じられなかったことを感じることが出来るようになる。

そうすると、今までに見えなかった見え、世界が広がり新しい価値観が出来てくる。

スパイラルに伸び上がるように…

 

 

こんな風に考えるのは、大学の生活科学部で住居学という

「人がいかに快適に暮らせるか」という考えをベースとする学問を学んだからかもしれない。

 

 

 

少し前のブログで、「真行草」について書き始めたのけれど、

あまりに広くて深いテーマなので、続けられなくなってしまった。

 

 

 

「真行草」や「ハレとケ」といった言葉が、多くの人の日常から薄れゆくあるいは消えつつある気がして、

でも、それを日々の暮らしの中で感じ取り入れることで、

今よりもっと「豊かさ」を感じられるようになる… と思うのです。

 

 

 

建築は総合芸術といわれる。

それなら、日本の伝統文化を保存継承するだけでなく、

現代の日常の空間や暮らしに取り入れ、生かしていくことが大切だと思っています。

 

 

 

そんなこんなを考えて、歴史を紐解き自分の中でトランスレートし、

解りやすく実践できる参考書を作れないかと模索中。

 

時間はかかりますが、いつかは形にしたいと思いますのでお楽しみに。

 

 

 

 

「暮らしに生かす真行草」

 

テーマと目次は決まっています。

 

 

 

 

 

 

 


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建築・インテリア - -
木造住宅リノベーション

 

築35年の木造住宅リノベーション。

 

 

 

1995年の阪神淡路大震災で多くの木造が倒壊したため、

2000年に建築基準法改正で木造建築物の耐震基準が変わりました。

 

 

ですので、築2000年以前の木造住宅をリノベーションするときは、

現在の耐震基準にあう形に構造補強をする必要があるのです。

 

 

リフォームやリノベーションの時、キッチンやトイレなど設備の入れ替えや

イメージを変えるおしゃれなデザインに意識がいきがちですが、

構造の耐震補強を一緒に考えていく必要があります。

 

 

スケルトンからのリノベーションは、建物全体として補強を考えられるのですが、

建物一部だけ工事する場合は、

デザイン性、機能性、快適性、予算などと共に

構造補強はできる限りのことをバランスを考えて…

 

 

目に見えるところは勿論のこと、

目に見えないところへこそ、高い意識が求められます。

 

 

 

 

 

 

 

 


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