女性建築家/矢代恵のブログ
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山麓のチャペル


非常勤講師をしている2大学はどちらも山の麓にある。

緑に囲まれたキャンパスの中に校舎が点在し、その中にチャペルがあります。

 

 

 

神戸松蔭女子学院大学チャペル

 

 

 

広島女学院大学チャペル

 

 

 

一年を通して様々な礼拝が行われ、

クリスマスの時期になると、教会まわりの木はイルミネーションでお化粧。

一般に公開された礼拝やイベントが行われます。

 

 

 

私はクリスチャンではありませんが、

小学生の頃、毎週日曜日には教会での礼拝と日曜学校に通っていたせいでしょうか、

教会の少し薄暗い雰囲気や音の響きがとても好きで落ち着きます。

 

 

 

 

 

 

11月の終わりにはイルミネーションの点灯式、

一年の早さに驚かされてしまいます。

 

 

 

 

 

 


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*** MEG建築設計事務所 from神戸/女性建築家 矢代恵 ***  

      MEG建築設計事務所 HP 

      矢代恵のコラム  

 

 

 

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石州瓦の表情

後期集中講義で広島女学院大学へ。

 

 

今回は途中に谷尻誠氏の講演をはさんでいたものの、

9時半〜20時の長丁場。

 

ほとんど体力勝負、声は良くとおるのですが終盤はさすがにマイクを使って…

 

 

 

 

ハードなプログラムを1日終えたたあとは、毎年恒例の友人との建築見学旅行です。

この楽しみがあるので、出張して講義が続けられているのですね。

 

 

レンタカーを借りで一足伸ばし、前から行きたかった島根県芸術文化センター「グラントワ」へ。

石州瓦を屋根だけで無く壁面全体にも使った美術館と劇場の複合施設です。

 

 

スケールの大きな建物ですが、中庭を囲んで分割されたボリューム、

素材や色彩の構成の効果で街並みに溶け込んだプロポーションと雰囲気。

 

 

 

 

写真で見ていたのは、中庭に水が張られているものでしたが、

 

 

 

行った日は地酒のイベントがあり、沢山の人で賑わいスペインの広場のよう。

 

 

 

 

 

翌朝、人の居ない中庭にもう一度訪れると、

前日とは打って変わって、静寂な空気が漂っていました。

 

 

 

 

 

 

垂直に立ち上がる独特な艶のある石州瓦は屋根とは違った表情で、

受ける光を反射して、刻々とその表情を変えていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

建築は時間によって表情を変えていく、生き物のようなものです。

 

 

 

 

 

 

来年は、出雲大社にご挨拶に伺ったあと

島根建築ツアーは続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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建築・インテリア - -
「豊かな暮らし」とは何か

 

いつも考えていること、考え続けていること。

 

「豊かな暮らし」とは何か…?

 

 

空間をつくるという仕事でも、自分が暮らす日々でも、それは変わらない。

 

 

「豊かさ」とは、人それぞれ感じ方や考え方は違うのだけれど、

その人なりの豊かさをもっと引き出し、日々の暮らしをステージアップする。

 

 

 

知らなかったことを知る、今までに感じられなかったことを感じることが出来るようになる。

そうすると、今までに見えなかった見え、世界が広がり新しい価値観が出来てくる。

スパイラルに伸び上がるように…

 

 

こんな風に考えるのは、大学の生活科学部で住居学という

「人がいかに快適に暮らせるか」という考えをベースとする学問を学んだからかもしれない。

 

 

 

少し前のブログで、「真行草」について書き始めたのけれど、

あまりに広くて深いテーマなので、続けられなくなってしまった。

 

 

 

「真行草」や「ハレとケ」といった言葉が、多くの人の日常から薄れゆくあるいは消えつつある気がして、

でも、それを日々の暮らしの中で感じ取り入れることで、

今よりもっと「豊かさ」を感じられるようになる… と思うのです。

 

 

 

建築は総合芸術といわれる。

それなら、日本の伝統文化を保存継承するだけでなく、

現代の日常の空間や暮らしに取り入れ、生かしていくことが大切だと思っています。

 

 

 

そんなこんなを考えて、歴史を紐解き自分の中でトランスレートし、

解りやすく実践できる参考書を作れないかと模索中。

 

時間はかかりますが、いつかは形にしたいと思いますのでお楽しみに。

 

 

 

 

「暮らしに生かす真行草」

 

テーマと目次は決まっています。

 

 

 

 

 

 

 


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建築・インテリア - -
木造住宅リノベーション

 

築35年の木造住宅リノベーション。

 

 

 

1995年の阪神淡路大震災で多くの木造が倒壊したため、

2000年に建築基準法改正で木造建築物の耐震基準が変わりました。

 

 

ですので、築2000年以前の木造住宅をリノベーションするときは、

現在の耐震基準にあう形に構造補強をする必要があるのです。

 

 

リフォームやリノベーションの時、キッチンやトイレなど設備の入れ替えや

イメージを変えるおしゃれなデザインに意識がいきがちですが、

構造の耐震補強を一緒に考えていく必要があります。

 

 

スケルトンからのリノベーションは、建物全体として補強を考えられるのですが、

建物一部だけ工事する場合は、

デザイン性、機能性、快適性、予算などと共に

構造補強はできる限りのことをバランスを考えて…

 

 

目に見えるところは勿論のこと、

目に見えないところへこそ、高い意識が求められます。

 

 

 

 

 

 

 

 


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建築・インテリア - -
アトリエ風景

 

「 アトリエはどんなところでしょう? 」 とのお声が時々ありますので、少しご紹介。

 

 

 

3方向窓に囲まれ明るく開放的、

公園の緑に囲まれているマンションの4階。

 

 

少人数のセミナーくらいは開催できるのですが、六甲アイランドは一足不便。

神戸旧居留地や芦屋では開催したけれど、こちらではまだ開催しないまま…

 

 

アトリエが旧居留地の貿易ビル時代に、セミナー用にテーブル3台椅子12脚を揃え、

現在椅子4脚は六甲山アトリエに。

 

 

バルコニーは3周に、広さもあるので季候の良い時期はこちらでランチタイム。

 

 

テーブルと椅子の数だけは多いので、

あちらこちらに移動して気分を変え、デザインをしたり執筆をしたり。

面白いもので視点が変わると思考のチャンネルが変わります。

 

 

 

ギャラリーコーナー

 

 

 

そろそろ三ノ宮元町界隈に戻りたいのですが、両親が遺してくれたマンション。 

色々考えてしまいます。

 

 

 

最後のアトリエ移動、時が来たら… 

 

 

 

 

 

 

 


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建築・インテリア - -
創造のエネルギー

猛暑が続いておりますね。

 

 

毎年今年は異常気象と言われ続けているので、これがスタンダードになっていくのかもしれません。

温暖化に加え様々な自然災害、明日は我が身の問題。

 

 

7月の大雨で西日本広範囲で被害、神戸六甲山でもあちらこちらが土砂崩れ。

山荘への道も一時不通になりました。

 

5年前の台風でアトリエのある六甲山荘のすぐ横が流されました。

山ではDIY力とサバイバル力、ご近所とのネットワーク力が必要!!

 

 

 

自然の恵は驚異と背中合わせですが、

山荘からの景色は他に代えがたいものがあり、魅力的なメンバーが集う場でもあります。

 

 

9月には、建築・家具・グラフィック・ガラス・帯など

ものづくりをする「建見楽学」メンバーの恒例カレーパーティ&合宿。

 

 

 

 

新しく迎えた保護犬ラン(左8歳)も、

サリー(右4歳)と一緒にお出迎え致します。

 

 

 

のびのびとした景色、美味しい料理とお酒、

楽しい仲間とワイワイする時間は創造のエネルギー!

 

 

 

 

 

 

 


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六甲山荘だより - -
茶道体験 

 

今週は学生の茶道体験が続きました。

 

 

最近は留学生が多いので、授業が終わってからの放課後、

簡単に自宅でもできる盆点前のミニレッスン、自分でお茶を点てて頂くご自服体験。

 

 

 

学校には風炉釜がないので正式にはできませんが、

ポットを使ってテーブルの上でも出来る盆点前は、

留学生や茶道経験のない人にでも比較的取り入れやすい。

 

最近はインターネットで動画のお点前を見ることができるので、自宅で復習もできます。

ちなみに、表千家「略点前」 裏千家「盆略点前」 武者小路千家「略盆点前」と流派によって

呼び方も並べ方も作法も違いがありますが、動画は裏千家がほとんどでした。

 

 

 

留学生として日本にいる間、どこかでお茶を頂く機会があるかもしれません。

お菓子やお茶の頂き方、お道具の名前と役割、季節のお菓子や茶花のことなど、

少しお話をさせて頂きました。

 

 

 

学校でご準備いただいた数茶碗は志野だったので、自宅から少し華やかな茶碗を持参。

自分で茶筅を振りお茶を点て初めて頂くと、「苦〜い」。

そういえば以前にも「 STRONG! 」と言われたことがありました。

 

 

でも、楽しんでもらえたようです。

 

茶碗  清水焼 人清写 結び花文(左) ガラス 七宝焼 銀縁(右)

盆   盆は30兮腓任垢、こちらは代用で小さめ 表千家の仕組み方

振出し 建築家 故生山雅英さん「第12回 関西建築家大賞」受賞記念祝賀会で頂いたもの

菓子  紫陽花羊羹 金平糖

 

 

 

 

 

 

週末は、インテリア学科学生の引率で「さかい利晶の杜」へ。

さかい待庵や北野大茶会四畳半茶室を復元した茶室見学のあと、茶道体験。

 

 

 

こちらでは、三千家が交代でお点前を担当されているのですが、

当日は表千家のお点前でした。

 

過去2回裏千家のお点前だったので、馴染みがあって嬉しくてホッとします。

 

 

床  琵琶床 

軸  一期一会 花 五種(あじさいは金平糖という名前)

菓子 あじさいの上用饅頭

 

 

 

 

学生は正座が苦手で気もそぞろでしたが、

何か少しでも感じ取り、

年を重ねてからでも、茶室や茶道に興味をもってくれればと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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建築・インテリア - -
六甲山の木 - 活用のために

 

「六甲山 森の利活用ツアー」に参加してきました。

 

 

 

吉野杉で有名な吉野へは、山や材木団地を見学する機会は何度かあったのですが、

地元六甲山では珍しく初めてです。

 

 

現在緑豊かな六甲山ですが、これは人工による植樹なのです。

 

 

江戸時代、燃料のため樹木を伐採し、一端はげ山化し土砂災害を招いたことで、

明治35年から治水を目的とした緑化事業が行われました。

 

治水のため根を張る広葉樹が主だったのですが、商業材としてのヒノキや杉も植樹されています。

 

 

商業目的で植樹された木も、様々な事情から伐採をされないままに。

50年〜60年、中には90年近くの樹齢のヒノキや杉もあるとか…

 

そんな木を間伐して、

間伐材を活用しようという取り組みが4年ほど前から始まっているようです。

 

 

川上側の山の手入れをし、川中側にその材を送り製材加工に繋げ、川下側のユーザーへ届ける。

地産地消として、神戸のコンパクトな地域だけでも出来る取り組みです。

 

 

半日で杉を伐採から製材まで見学することが出来た、貴重な経験です。

 

杉の伐採見学後は、木や山の話、木材業界の流通や裏話・問題点などお話し頂き、

私は興味津々。

 

午前裏六甲山で伐採したての杉を、午後から兵庫運河横の製材所へ

 

伐採したばかりの杉は、樹液で光りまるで洗ったように濡れ、

触るとちょっとヌルッとしていました。

製材所の人もこれだけフレッシュな木を製材するのは初めてとか。

 

丸太をカットして板目と柾目の板材を切り出し。 

木のお刺身状態で触るとヒンヤリ、含水率はどれくらいだろう。

 

 

 

 

良く車を走らせている道から少しそれた山道、こんな整然とした植樹林があることに少し驚き。

 

 

地元神戸、六甲山での取り組み。

何かしら考えて生かしていきたいと感じています。

 

 

 

 

 

 

 

 


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建築・インテリア - -
小原流建築群と花展 - 1

神戸市東灘区にある小原流旧家元会館、豊雲記念館 (芸術参考館、インカの博物館)

 

小原流3世家元小原豊雲が描いた夢に、建築家・清家清が熱く応えた清家清の代表作の一つ、

「閉館」前の最後のイベント「未来への扉 Reborn展」へ。

 

 

 

何度も前を通っては、中に入りたかったけれど入れない、

御影の風景を作っていた素晴らしい建築です。

 

慣れ親しんだ風景がこれからどうなって行くのだろうか…

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 


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建築・インテリア - -
六甲山荘 〜芝生ドックラン再開に向けて

 

六甲山荘は桜から新緑に、この季節、景色が日に日に変わっていきます。

 

 

暫くほったらかしでハゲハゲだった、芝生広場&ドックラン。
ようやくパートナーが手を入れだしてくれました。

 

 

初夏の芝生広場再開に向けて、只今土を掘り起こし中。

芝生の種まきの前に、エアーガンで土に空気を送り込み、フカフカの土にするのだそう。

 

 

 

お転婆サリーが走り回るので、今年はゴルフ場に使われるタフな芝生の種をまくようです。

 

 

 

 

 

 

今はボコボコ穴だらけ、

ミミズを見付け遊んだり、日向ぼっこでサリーはご機嫌。

 

 

穴掘りもお手伝い、ウサギ狩り猟犬の血が騒いでいます。

 

 

 

 

 

 

 

 


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六甲山荘だより - -
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